どうもこんにちはしおさいです!
今回はちょっと趣向を変えて発信してみようかなと思います。
そろそろ冬休みが近づいてきて
皆様の中にはお子さんの宿題で聞かれる人が多いのでは?
と躓きやすい割合について解説したいと思います。
この記事を読めば
基本的な割合の問題は躓かなくなると思います。
小学校の算数って簡単だと思う人もいらっしゃるかもしれませんが
意外とつまづくことも多いです。
分数の足し算や割り算なども今後解説できたらいいなぁ
と考えています。
実はこの割合の問題は”日本語という文章の形”を見ることで
システマチックに解けてしまうのです。
割合がなぜ難しいのか
割合は小学五年生にとっては躓きやすいところですが
実は大人になると意外と感覚的に理解できていることが多い不思議な分野です。
例えば”日本の人口に占める高齢者の割合は約20%"
という情報を見て人によってはさっと
”なるほど。5人に一人くらいか”なんて考えられるわけです。
ではなぜ小学生はつまづいてしまうのでしょう。
割合といえば公式が教科書に載っています。
”比べる量÷もとにする量”
これだけ見てわかりますか?
さっきの文章だと高齢者が比べる量で日本の人口がもとにする量です。
どうしてそう判断できたの?って小学生に聞かれて答えられますか?
よく考えるとなんでなのかよくわからないですよね。
記事を読んでも誰もなぜ比べる量がどちらか決められるのかについて
触れていませんでした。
その考えを”決まり事”という考えで整理することにしました。
公式を使うカギは”文章を書く時の決まり”
これを解決する考えが”文章はそういう決まりで書かれているから”という
”決まり事”の概念なのではないかと考えました。
とどのつまりは文章は決まりごとの塊です。
飴を”飴”という言葉以外で本来表してもよかったはず。
しかしみんながそういう風に決めて使っているから相手に言葉が伝わります。
これを割合に当てはめてみるとどうなるでしょうか。
大体割合の文章題に出てくる問題文というのは
出てくる文章の型
①△△に対する〇〇の割合はいくらでしょうか。
②〇〇は△△に対してどの程度の割合でしょうか。
③〇〇は△△の占どの程度の割合でしょうか。
この三つに大別できます。
比べる量:〇〇
基にする量:△△
の条件なのです。
私は学校でこのように教わった記憶はありません。
いつの間にか何となくわかるようになってきました。
何年も割合の文章に触れ続けたからですね。
子供が言葉を覚えていくように”割合の文章の型”を覚えたということです。
私は最初にこの内容を考える機会があるべきなのではないかと思っています。
文章がこのように書く決まりだからこれで基本的に問題が解けるわけです。
このルールに沿わないと人によって解釈が変わってしまいます。
そんなものは問題にできないし
たとえ問題ではなくても文章を書いたときに相手に伝わりません。
終わりに
大人になるとできるけど説明できないことが増えますよね。
そんな内容でもあると意識してかきました。
本ブログではほかにもちょっと説明しにくいことを解説しています。
例えば通分記事
よかったら覗いてみてください。
割合に関してまとめると文章の構造さえわかってしまえばもう怖いものはありません。
あとは比べる量÷もとにする量で割合を求めてやりましょう。
以上です。もし割合に困っているお子さんの親御さんとか参考になったらうれしいです。
それではまた