どうもこんにちはしおさいです。
今回はよく小学校などの夏休みの宿題に出てくるあいつ
読書感想文を攻略していきましょう。
筆者はあまり読書感想文で悩んだ経験はないです。
それでも毎回学校で優秀感想文として掲示されていました。
さぁ!学んでいきましょう。
例として大造じいさんとガン”を取り上げて書いていきます。
Contents
読書感想文書く前の準備
うまく書くために本を読む前に準備をしましょう。
必要なものは紙とペンだけ。
メモを取るんです
準備① 登場人物をメモ
まずは登場人物をメモしてみましょう。
特段多くない場合は全員書いてもいいですが
最低でも下記くらいは抜き出しましょう。
書き出す登場人物
・主役
・主役の周囲にいる大事な脇役(友達とか)
・(いる場合)主人公と敵対する人やライバルなど
こうするとそもそも読み返す必要がなくなります。
本が嫌いな人にとっては読み返す必要があるだけでうんざりですものね。
大造じいさんとガンでは下記の3~4対象がいるかな
大造じいさんとガンの登場人物
・大造じいさん
・ガン(残雪)
・ハヤブサ
・聞き手
準備② ラストシーンをさっくりまとめる
物語の核心であるラストシーン。
これを数行でまとめましょう。
基本的にラストシーンの登場人物とその人物(達)の行動とその結果で書けます。
ex)誰が○○した結果△△になった。
大造じいさんとガンでは下記のようにまとまるかと思います。
ラストシーン一行まとめ
残雪はハヤブサから襲撃を受けた結果飛べなくなった。
しかし大造じいさんは残雪を撃つことはなく、逃がした。
準備③ 特に印象が残ったシーンがあれば書く
慣れないうちは印象に残ったシーン=ラストシーンでもいいですが
何か印象に残ってぜひ感想が書きたいシーンがあれば書き留めておいてください。
これも準備②と同様のフォーマットで書くことができます。
読書感想文の構成
基本的にはあらすじ+具体的な場面を選んで自分の考えたこと
を書きます。
あらすじの書き方
あらすじでとにかく大事なのはラストから逆算することです。
物語はラストシーンに向かって進んでいくので
それに絶対必要なもの以外をそぎ落としてしまうのです。
ラストシーンから”なぜ?”と問いかけ続けることでうまく逆算できます。
ラストシーン一行まとめはこうでしたね。
ラストシーン一行まとめ
大造じいさんの目の前で残雪はハヤブサから受けた傷が原因で飛べなくなったが
大造じいさんは残雪を撃つことはなく、逃がした。
なぜ①: そもそもなぜ残雪を狙ったのか
⇒何度も残雪にわなをかいくぐられ、悔しかったから
なぜ②: なぜ離した?
⇒おとりという卑怯な手を使った自分が恥ずかしくなったから
なぜ③: なぜ残雪は傷を負った?
⇒大造じいさんのおとりとして使ったがんがハヤブサに襲われ
それを助けようとしたから。
こんなところであらすじをまとめるとこんな感じかな。
あらすじ
猟師の大造じいさんにはどうしても捕獲したい一匹のがんがいた。
それは残雪と呼ばれるリーダー格のガンで、残雪に立て続けに罠を搔い潜られたからであった。
そうして大造じいさんは残雪をとるためにあらゆる策を講じるようになった。
最終的におとりのガンを使っていたところ、そのガンがハヤブサに襲われた。
残雪はそのおとりのガンを助けるため傷を負い、飛べなくなった。
大造じいさんは残雪をとらえるチャンスだったが、卑怯な手を使った自分を恥じ、残雪を逃がした。
これで原稿用紙半分弱ですね。
ちょうどいいくらいではないでしょうか。
これが大事。
自分の感じたこと
あらすじのようにシステマチックに書けないのがここです。
なぜ難しいのか。
それはずばり自分の感情や印象を表現する語彙がパッと出てくるように訓練していないからです。
まずは印象に残ったなというシーンでいいのでそこを思い浮かべながらあらゆる感情を表す語彙をあてはめてみてください。
干渉を表す語彙集
・不思議。よくわからない・面白い・悲しい
・寂しい・楽しい・うれしい・尊敬する
・難しい・自分にはない考え・粋・意気...etc
子供とたくさんg論して本当はこういう語彙の使い方の感度も高められたらいいんだろうけど
みんな忙しすぎるよね現代社会。
この後に”自分はこうしよう”とか書くとよりそれっぽい感想文になります。
今回の自分の感想を含めて乾燥部分を書いてみます。
感想部分
残雪は傷だらけになりながらも大造じいさんの用意したおとりのガンさえも助けようとした。
その行動と勇気を素直に尊敬した。
自分も可能な限り困っている友達がいたら助けられるような人間になりたいと思った。
こんな感じかな。
まとめ
いかがでしたか?
あらすじは登場人物とラストシーンを考えて
必要な部分をなぜ分析で書き出すことで
感想部分はあらゆる感情を表す言葉をあてはめてしっくりくる言葉を選ぶことで
書いていければかきやすくなるとおもいます。
それではいい学校生活を!